又吉直樹の「楽屋にあると明日から頑張ろうと思える差し入れ」【うれしいプリン屋さん マハカラ】- GOOD EAT CLUB

カート

カートは空です

買い物を続ける

二十歳の頃から劇場に立ってきた僕が、
いつも元気をチャージするのは、
楽屋の差し入れでした。

これまで食べてきたなかで
特に記憶に残っている
“差し入れの名作”たちをご紹介します。

Tabebito

又吉直樹
1980年大阪生まれ。吉本興業所属のお笑い芸人。2015年『火花』で芥川賞を受賞。ほかの小説に『劇場』『人間』、エッセイに『第2図書係補佐』『東京百景』など。趣味はカレー、読書、音楽鑑賞、サッカー、散歩。自身のYouTube「ピース又吉直樹【渦(うず)】公式チャンネル」を週3回更新中。
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マハカラのプリンは必然性のある濃厚さが好き

兵庫県産のこだわり卵の濃厚な風味を感じる食べ応えのあるプリン 

いたってシンプルなカスタード味のプリンですけど、濃厚でやさしくて、「いろいろあるけど頑張ろう」と元気が出るプリンです。誰が食べてもおいしいと思うんとちゃうかな。中目黒でイカ玉焼き屋さんもやってはって、そこも人気なんですよね。


プリンはもともと好きなんですけど、「これ、めちゃくちゃ安いやろ!」っていう味薄めのプリンも好きなんです。マハカラはその逆で濃厚で卵の味を感じるプリンですけど、意味もなくただ濃厚なわけじゃないから好きですね。 “必然性のある濃厚さ”なんです。僕は舌が肥えているわけじゃないからそこが不安なんですけど(笑)、「こうやから好き・こうやから嫌い」ってやり方の問題じゃなくて、「このプリンやからおいしい!」っていう感じです。つい「すごく濃厚でおいしい」って簡単にいっちゃうんですけど、べつに「濃厚やから好き」なわけじゃない。軽いやつでおいしいのもありますし、それぞれの魅力がありますよね。

 

プリンがあると無条件にテンションが上がる

「プリン=ぜいたく」という刷り込み

プリンは楽屋でひそかに争奪戦。人気やからけっこうすぐになくなるし、大量にあるわけじゃないから。「後でマハカラのプリン食べよう」と楽しみにしていて、出番が終わって楽屋に戻ってきて1つも残ってなかったら、空になった容器を見ながらコーヒーを飲みます。プリン好きになったのには理由があって、小学生のときに少年サッカーをやっていたんですけど、プリンの差し入れってたまにあるんです。僕はいつも、まず在庫を数えてしまうんですよね。「あれ、まったん、なんで食べてないの?」っていう友達が現れるまで、どっちでもないような顔をしてしまうんです。食べられなかったら食べられなかったで、「別に食べたかったわけじゃないし」みたいな。そのときの記憶があるから、「プリンを食べられる!」っていうのがすごいスペシャルに感じるんですよね。「プリン=ぜいたく」って刷り込みはいまだにかなり残っています。無条件にテンションが上がります(笑)。

僕は刷り込みだらけの、いや刷り込みのみ人間です。いまもさっき買った缶コーヒーが飲みたいのか、ただ缶コーヒーを手に持っときたいのか、よう分からへん。とりあえず持っとかんと落ち着かへん。だから「右手にプリン、左手に缶コーヒー」やったら、もう最高です(笑)。

 

うれしいプリン屋さん マハカラ

東京都目黒区青青葉台1-17-5  メゾン青葉1F
03-6427-8706  
https://www.happypudding.com

ころんとしたフォルムが愛らしいプリンは、神戸流イカ玉焼きと串カツの系列店が発祥。ランチ提供していたプリンが好評を博し、専門店を立ち上げるまでに。昔懐かしいカスタード生地は、カラメルのほどよい苦みと好相性。店頭価格1個421円(税込)。プレーンのほか、季節限定商品も。通販あり。
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マハカラのプリンは必然性のある濃厚さが好き

兵庫県産のこだわり卵の濃厚な風味を感じる食べ応えのあるプリン 

いたってシンプルなカスタード味のプリンですけど、濃厚でやさしくて、「いろいろあるけど頑張ろう」と元気が出るプリンです。誰が食べてもおいしいと思うんとちゃうかな。中目黒でイカ玉焼き屋さんもやってはって、そこも人気なんですよね。


プリンはもともと好きなんですけど、「これ、めちゃくちゃ安いやろ!」っていう味薄めのプリンも好きなんです。マハカラはその逆で濃厚で卵の味を感じるプリンですけど、意味もなくただ濃厚なわけじゃないから好きですね。 “必然性のある濃厚さ”なんです。僕は舌が肥えているわけじゃないからそこが不安なんですけど(笑)、「こうやから好き・こうやから嫌い」ってやり方の問題じゃなくて、「このプリンやからおいしい!」っていう感じです。つい「すごく濃厚でおいしい」って簡単にいっちゃうんですけど、べつに「濃厚やから好き」なわけじゃない。軽いやつでおいしいのもありますし、それぞれの魅力がありますよね。

 

プリンがあると無条件にテンションが上がる

「プリン=ぜいたく」という刷り込み

プリンは楽屋でひそかに争奪戦。人気やからけっこうすぐになくなるし、大量にあるわけじゃないから。「後でマハカラのプリン食べよう」と楽しみにしていて、出番が終わって楽屋に戻ってきて1つも残ってなかったら、空になった容器を見ながらコーヒーを飲みます。プリン好きになったのには理由があって、小学生のときに少年サッカーをやっていたんですけど、プリンの差し入れってたまにあるんです。僕はいつも、まず在庫を数えてしまうんですよね。「あれ、まったん、なんで食べてないの?」っていう友達が現れるまで、どっちでもないような顔をしてしまうんです。食べられなかったら食べられなかったで、「別に食べたかったわけじゃないし」みたいな。そのときの記憶があるから、「プリンを食べられる!」っていうのがすごいスペシャルに感じるんですよね。「プリン=ぜいたく」って刷り込みはいまだにかなり残っています。無条件にテンションが上がります(笑)。

僕は刷り込みだらけの、いや刷り込みのみ人間です。いまもさっき買った缶コーヒーが飲みたいのか、ただ缶コーヒーを手に持っときたいのか、よう分からへん。とりあえず持っとかんと落ち着かへん。だから「右手にプリン、左手に缶コーヒー」やったら、もう最高です(笑)。

 

うれしいプリン屋さん マハカラ

東京都目黒区青青葉台1-17-5  メゾン青葉1F
03-6427-8706  
https://www.happypudding.com

ころんとしたフォルムが愛らしいプリンは、神戸流イカ玉焼きと串カツの系列店が発祥。ランチ提供していたプリンが好評を博し、専門店を立ち上げるまでに。昔懐かしいカスタード生地は、カラメルのほどよい苦みと好相性。店頭価格1個421円(税込)。プレーンのほか、季節限定商品も。通販あり。

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