簡単・できたて・旨い! 異次元の「ホイル焼き」 〜「開花亭BIS」3種のホイル焼き〜

簡単・できたて・旨い! 異次元の「ホイル焼き」 〜「開花亭BIS」3種のホイル焼き〜

こんなホイル焼き、食べたことがない!

どこか懐かしくて新しいこの調理法には、
おいしさと驚きに満ちた
「包む」物語があるのです。

和洋のあらゆる味をのせた
食材王国・福井にしかない
“口福”をお伝えしましょうか。

料理人の技、だしの旨み、素材の力。3拍子揃った最強のホイル焼き。

めっちゃ美味しい「感動のホイル焼き」に出会ったことはありますか? 家で作ると、普通に美味しい、というレベル止まりじゃないかな。

その理由って、加熱の難しさにあると思うんです。具材の種類が増えるほどに、素材それぞれの加熱時間が違ってくる。だって、ジャガイモと玉ネギでは熱の通りが違うでしょ?味の入り具合も素材によって異なるから、ほんまに美味しいホイル焼きを作るのは至難の業。

そんなホイル焼きに本気で向き合う老舗料亭が、福井市にあるのです。

代表の開発 毅さんは、料亭をはじめ、モダン割烹「開花亭sou-an」、さらに2021年8月にはカジュアルに福井の美食体験を楽しめる開花亭のセカンドライン「開花亭BIS」をオープン。グランピングをイメージした空間で味わえる、開花亭BISの名物が「ホイル焼き」

創業1890年の「開花亭」。この料亭の素晴らしいところは、130年もの間「ふくいの味」を守り、育ててきたことでしょう。

私がたびたび、開花亭のお料理を味わい、感じていること。それは「職人の技」と、料理の命である「だしの旨み」。この2つのレベルが抜きん出ている。だからこそ開花亭の料理長・竹内直也さんが生み出したホイル焼きは、何かが違う!と気づくはず。

 

竹内料理長に根掘り葉掘り聞きましたよ。「当たり前のことやっているだけ」って言うけれど、「いや、めっちゃ丁寧な仕事されてますやん。料理長、それ凄いこと!」ってやりとりが、なんと多かったか。福井県人は控えめだから、今回は、私が代わりにでしゃばるしかないねん(笑)

「開花亭がやるからには、和食の”炊き合わせ”のようなホイル焼きを」と竹内料理長は言います。つまり、野菜と肉、あるいは野菜と魚など、複数の材料に異なる調理を施し、ホイルの中で取り合わせているんです。

炊き合わせの要となるのが、昆布や鰹節からとるだしの存在。「だしには、2年熟成させた利尻昆布をふんだんに使います。その奥深い旨みが、味わいの根底になるんです」とのこと。

江戸時代、昆布などの物資が集まる「北前船」の寄港港として栄えた、福井ならではの食文化を、ひしひしと感じますね。

写真提供:福井県

福井ならではの食材のパワーにも、私は驚きました。例えば、この「九頭竜舞茸(くずりゅうまいたけ)」の存在感! 味・香り・食感、三拍子揃っていて、旨みがハンパない!

これだけでも、いい素材の力を生かし切って作られていると、断言できます。

また、食品添加物を使っていないため、お子さんにも安心して食べてもらえます。そして、お家で「簡単調理・できたて・旨い」が実現する、素晴らしい料理やったんです。

何が嬉しいって、調理済みの料理がアルミの容器に入ったまま冷凍で届くこと。この冷凍技術がまた凄い!素材本来の美味しさを逃すことなく維持できる「プロトン凍結」で急速凍結しているんです。

冷凍で届く商品は、加熱する2時間前に常温解凍。出勤前、冷蔵庫に移し替えて、冷蔵解凍。帰ってきたら、アルミホイルをかぶせ、トースター or オーブンで加熱するだけ。めっちゃ簡単でしょう?

 

「ロールキャベツ」のホイル焼きは、愛そのもの!

トースターで焼き上げたばかり。アッツアツのホイルを破り、湯気とともに現れたのは、カレーのスパイス香をまとった「ロールキャベツ」ですわ。

 

好物だけど、作るのがめんどくさい…そんな料理がロールキャベツ。だからこそ、愛がある料理やなと私は思う。だって、別にハンバーグでいいやん(笑)。肉ダネを、わざわざ茹でたキャベツで包むという手間そのものが、愛でしかないでしょ。

そのロールキャベツの具には、鶏ミンチを使っていて、ふわふわ軽やでジューシー。23種のスパイスを使ったカレーは、甘みの中からスパイシーな刺激が溢れます。だから、白ごはんにめちゃ合うんです。

 
 

白ごはんを欲する、ジューシーで甘辛テイストの「鶏の照り焼き」。

白ごはん、といえばこの「鶏の照り焼き」。おそらく、3つのホイル焼きの中で一番のごはん泥棒! 私は、ホイル焼きをお酒のアテにするよりかは、ごはんと一緒に食べたい派です。

この鶏肉のジューシー感、そして甘辛い味わいは、子供も大人も大好きなはず!

 

竹内料理長によると、鶏モモ肉はだしの旨みを生かした漬けダレに8時間漬け込み、唐揚げにした後、秘伝のタレで照り焼きにしているんだとか。いやぁ、手間かかってますわ…。

さらに玉ネギ、ニンジン、九頭竜舞茸などの野菜は別々に調理がなされていて、それぞれの素材感がくっきり。鶏肉と野菜がそれぞれの旨みを引き立て合っているのです。

 
 

「サーモンレモンバター」は白ワインや日本酒と一緒におつまみ感覚で。

 

何といっても主役の「ふくいサーモン」が素晴らしい。

写真提供:福井県

温度の低い福井の海で揉まれながら育つ(養殖)から、もっちりとした肉質が特長やね。しかも、サーモン特有の臭みやギトギト感がないんですよ。これはね、ごはんよりも、やっぱりお酒!

ワインなら、果実味を感じながらもスッキリした味わいの白が合いますね。う〜ん、日本酒もいける。あと味が軽やかな福井の地酒とも、相性バツグンのはず。

 

「これは全てのホイル焼きに言えることなのですが…」と竹内料理長。聞けば、玉ネギは食感を残すために軽くソテー。ジャガイモは、蒸した後に素揚げに。ニンジンは、だしの旨みを生かした含め煮に……。

お家のオーブンから取り出したタイミングが、一番美味しくなるよう逆算して、それぞれの素材の調理を行っているんです。

さらに、だしの旨みを効かせた「あん」がとろ〜り、かけられている。「なるべく最後まで温かいまま食べてほしい」という、食べ手を思う愛が、ホイルの中にたっぷり詰まっているのです。

 

肉と野菜、魚と野菜……栄養バランスに優れたホイル焼きを、冷凍庫にストックできるのは、ほんまに心強い。

白ごはんと味噌汁さえ用意すれば、パーフェクトな献立になりますから。

ちょっとオシャレにしたければ、お気に入りの耐熱皿に、解凍した具材をパカッと移し替えて加熱。すると、あらまぁ立派なメイン料理に。

この3種類のホイル焼きがあれば、家族で全種類を食べ比べするのも楽しい。

要するに、「開花亭」のホイル焼きは、私にとって最大の「冷凍貯金」なんですわ!ホイル焼きが冷凍ストックの定番になる日は、もうすぐそこ……

 

この記事の商品

開花亭BIS
「ロールキャベツカレー」&「鶏の照り焼き」セット(各1個)[開花亭BIS]
¥2,900
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岩城紀子
岩城紀子

老舗料亭の味と技が詰まったホイル焼きです。あらかじめ別々に煮炊きした野菜は、メイン素材に引けを取らない存在感。ご飯と味噌汁さえ用意すれば、パーフェクトバランス! 冷凍で届きストックも可能。主婦の目線で言わせてもらうなら、最高の「冷凍貯金」ですね。

開花亭BIS
サーモンレモンバター(2個セット)[開花亭BIS]
¥3,332
商品を見る
岩城紀子
岩城紀子

サーモンって脂っぽいイメージもあるけれど「ふくいサーモン」は全く違う! むっちり独特の食感で、食べ応えありますよ。最後まで冷めないように……と、だしの旨みを生かしたあんでとろみをつけるあたりも、料亭ならではの心意気ですね。

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