11月23日は、勤労感謝の日。
子供の頃は「パパ、ママ、いつもありがとう!」を伝える機会として、学校や保育園で親への感謝の手紙を書いた人も多いかもしれません。
でも、大人になった今。「勤労感謝の日」は単なる祝日として、意識せずに過ごしている人がほとんどではないでしょうか。
多くの大人にとって、自分や家族のために働いてくれるのは自分自身。毎日頑張る自分に、お疲れ様のご褒美を贈りませんか。
商社で働くたかしさん、研究者のかなさん、デザイナーのゆきさん。皆さん、自分をねぎらうプチご褒美には何を贈りますか?
3人の“自分に勤労感謝”プランを聞きました。

ゆきさん「お気に入りのワインとちょっと贅沢なおつまみで、夫と二人で乾杯!」
うちは夫と息子と3人暮らしです。私はWEBデザイナー、夫は会社勤めで、日々家事や育児を二人でこなしながら、それぞれの仕事を楽しんでいます。
夫と私の共通の趣味は、ナチュラルワイン。妊娠出産前は、よく二人で奥渋谷や西荻窪のお店に行ってたんです。でも息子がいる今は、なかなか外食は難しい。たまにはワインを買って、おうちでのんびり二人で飲もうかな。

ずっと気になっていた大阪のお店「ラ・トォルトゥーガ」のシャルキュトリーセットと、今ホットな産地・タスマニアのワインをお取り寄せ。
以前友達からもらったことのあるこのシャルキュトリー。クラシックな王道スタイルなのに、ナチュラルワインにも合う軽やかさがあって、まさに私好みの味でした。
フルーツのサラダやお魚料理も用意して、お互いの毎日の頑張りをねぎらいます!


かなさん「“甘いもの好きなだけOK”のスペシャルウィーク」
私は化学メーカーで研究職をしています。先週、長く苦戦していた研究にやっと小さな進展があり、頑張ってきた自分にご褒美をあげたいって思ってたところです。
疲れた時やいいことがあった時、私を癒してくれるのはなんていっても甘いもの。
いつもは食べすぎないようにちょっと控えているけれど、今月は「甘いものを好きなだけ食べていい」スペシャルウィークを設けて、欲張りに過ごします。
まずは大好きなチーズケーキ。バスクチーズケーキブームの時にいろいろ食べてみた中で、特に気に入ったのが「BLANCA」の“大人の焦げチー”です。

日本橋のスペイン料理の名店「acá(アカ)」が作っているチーズケーキで、ほろ苦い焦げに程よい甘味と酸味のバランスが最高なんです。いいお値段はするけれど、それだけの価値があるなぁと食べるたびに感動します。
1ホール買って切り分けながら、何日かかけてゆっくりひとりで食べるのが、私にとって何よりの贅沢。
もうひとつは、前から気になっていた「バニラアイス3種セット」。数々のアイスを食べてきたアイスマニアの方が特に忘れられないバニラアイスだなんて、きっと間違いないですよね。どんな味だか、楽しみだなぁ。


たかしさん「たまには奮発! 大好物のうなぎをお取り寄せ」
たかしです。総合商社で営業をしています。そろそろ年末に向けて、営業活動も踏ん張りどころ。今年も頑張ったし、勤労感謝の日は大好物のうなぎをお取り寄せして、家でビールでも飲みながら食べようかな。
名古屋の名店「うな富士」は、名古屋旅行の時に足をのばして食べに行った思い出の味。炎天下に並んで食べたうなぎは皮はバリッと、身はふわふわで美味しかったなぁ……。

お取り寄せができると聞いて見てみたら、あの日売り切れで食べ損ねた、名物の「肝入りうなぎ丼」があるじゃないですか! テンション上がって、思わず注文しちゃいました。
うなぎ入りのちまきも気になるけれど、まずは肝入りうなぎ丼かな。今年の年末年始は、これを持って実家に帰省するのも良さそうですね。


肝焼きをアテに冷酒をキュッといきたいところだが、ここはガマン。ほろ苦さの中にほのかな甘みもある肝焼きと、ジューシーな蒲焼きを同時に味わってほしい!これが『炭焼 うな富士』の味だ!