
子どもと過ごす休日は、とにかくせわしない。
公園とかゲーム以外に、何かおもしろいことないかなぁ。
そんな時に思い出したのが、私が小さい時にお母さんと遊んだドーナツ作り!
簡単だし、生地がぷくぷく膨らむのを見るだけでわくわくする。
そしてやっぱり、ドーナツは揚げたてが最高なんだ。
あのおいしさを子どもにも教えたいし、何より私が食べたい……
そんなわけで今日は、HIGUMA Doughnutsのドーナツキットにお世話になっちゃおう!

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「ドーナツってどうやって作るの?」
「作り方の紙、見てみよっか! まずは生地を発酵させて、油で揚げればもう出来上がりだって。」

「お店にあるドーナツしか見たことなかったけど、元々ぺたんこなんだね! これがドーナツの子どもだって思うとかわいくてわくわくする。」
そっか、そういえば子どもの頃って、お店に並ぶ食べ物がどんな風にできてるか全然わからなかったなぁ。食べ物の「元のかたち」を知ることが、子どもにとっては新鮮で宝探しみたいなものなんだ。
「そう、びっくりでしょ。でもね、ここからどんどんドーナツの形に変身していくんだよ。」

「ドーナツって何からできているの? ちょっと黄色いから、たまごとか?」
「当たり! たまごの他には、小麦粉かな。あと、忘れちゃいけないのがイーストね。」

「イーストってなに? 食べたことないと思う。」
「イーストはね、そのままでは食べたことないと思うけど、実はいろんなものに入ってるんだよ。パンが膨らむのはイーストのおかげなの。」
そんな話をしていたらあっという間に時間が経って、クッキングシートの上の生地がぷっくりと膨らんできた。

「うわあ、ドーナツがおっきくなった!!」
「ぷにょぷにょしてて、私のほっぺみたい。」
「ほんとだね! こうやってドーナツが膨らむのを『発酵』っていうんだよ。」

「へ〜、イーストが『糖』っていうのをパクパク食べると、ガスが出てきて生地をふくらませてくれるんだね。」
「うん。だからこのドーナツの生地のなかでも、イーストくんが頑張ってガスを作ってくれてるんだよ。よし、しっかりふくらんだから、そろそろお鍋で揚げようか!」
ここからは、私の出番。
揚げ物はちょっと面倒に感じるけれど、いざ揚げ始めるとみるみるおいしそうになっていく姿と香ばしいにおいに、たまらなくなる。
おいしさの前では、大人も子どもも、みんな同じ。

「お店にあるドーナツの形になった! まだ食べちゃだめ?」
「もう少しかなあ……じーっと見て、『おいしそうな色』って感じるまで我慢するのが大事なの。あとちょっと待ってね。」

「よーし、完成!」
「ほんとだ! おいしそうな色とにおいになった……! ねえ、これ食べていい?」
揚げたてのドーナツを我慢するなんて、真夏の海に行って泳がないくらいもったいない。
ちょっと熱くたって、はふはふっと頬張るあの幸せを子どもの頃に味わったほうが、きっと幸せな気がする。

「あっち……(パクっ)カリッとしてるのにふわふわで、こんなドーナツ食べたことない!」
「お兄ちゃんだけずるい、私も食べる!」
初めて食べるドーナツがこれなら、好きな食べ物ランキングのベスト3に、絶対ドーナツが入るだろうな。
シンプルに揚げたてを頬張ったあとは、おうちドーナツの醍醐味、「味変」タイムだ。


「お砂糖たっぷり、おいしい! 次はシナモンかけてみる。」
「お母さんはきな粉かなあ……揚げたてだと、何個でも食べれちゃうね。」
「うん、止まらない。夜ごはんもドーナツがいい!」

毎日の料理も、子どもと一緒にすれば全然違うものになる。
一つ一つの工程が発見にあふれていて、「食育」なんてかしこまらなくても、自然と学びになるんだなぁ。
何よりも、子どもたちが夢中になってくれたことが嬉しかった。
「実験みたいで楽しかった! 他のパンも作れるようになるかな。」
「じゃあ次はメロンパンがいい!」
料理って、子どもにとっては、おいしくて楽しい最高のお勉強かもしれない。
普段は忙しくて子どもとキッチンで遊ぶ余裕なんてないけれど、たまには休日に、こうやって一緒に料理してみよう。
算数や国語は教えられない私でも、料理なら先生になれるから!(笑)
"はるゆたか”を中心に特別にブレンドした小麦粉や、厳選した北海道の素材でひとつひとつを手作り。ふわふわもちもちが病みつきになるドーナツでこの美味しさがお家で簡単に作れちゃうことがこのセットの最大の魅力です!